マルがヤングでナウだった19歳のクリスマスのお話です。
クリスマスイブはまったり恋人と彼の家で過ごしました。
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この恋人は婚約者がいたのですが、彼女がマリッジブルーで元彼と浮気をして婚約破棄になってしまったのです。
その後、バイト先で私と知り合いおつきあいする事になりました。

ただその後、元婚約者が平謝りに謝って彼に復縁を迫ったのに、彼は許すはずもなく無視を通していました。
彼女は次第にストーカーっぽくなっていって、駅で待ち伏せしたり、会社に押しかけてきました。

ある日、会社の最寄駅で彼女が待ち伏せをして、行かないで〜あぁぁぁと追いすがるように彼の後ろに抱きついてきたのですが
「新しい彼女がいるのでもうやめてくれ!」
と待ち伏せされた駅で一喝したという話を聞きました。

これは元同僚が見ていたらしく、同じ話吹聴していたのでこれは本当なんだと思いました。
その日を境にストーキング行為は無くなったとのことでした。

24日の夜、ご飯を食べ終わって二人で部屋でまったりしていたら、突然家のドアノブがガチャガチャなりドアをドンドン叩く音が。
元婚約者が押しかけてきたのです! 

「開けてよ!中にいるのわかってるんだから!彼女もいるんでしょう⁉︎」
と明らかに泣きながら発狂しています。

ドアを必死に開けようとしています。 
 開かないドアを爪でガリガリ引っ掻く音もします。
無視していたんですが、これが小一時間続いたので、ついに警察を呼びました。

でも警察が来た時はもう彼女はいなくなっていました。 
ドアには血まみれの爪で引っ掻いた跡が無数に… 
今みたいなストーカー規制なんて法律は無かった頃です。
警察に相談しても何もしてくれませんでした。

その後マルはなんだか体調を崩してしまい、鬱病っぽくなってしまい、この恋人とは別れてしまいました。

数年後、たまたまこの元カレに道でばったり会って、懐かしいので飲もうという事になりました。
彼は新しい婚約者がいて幸せそうですが、その恋人がやはりマリッジブルーで今はちょっと大変なんだと話していました。

で、驚くべき怖い話を聞きました。
彼が元婚約者を駅で一喝した後、彼女は部屋で首を吊って自殺していたそうです。
じゃああのクリスマスの時にドアを爪で引っ掻いた人は誰⁉︎
しかもハッキリと声も聞こえたんですけど…

その後マルが鬱っぽくなったのは元婚約者のせいなんじゃないかと思いました。
今の婚約者のマリッジブルーももしかしたら… 
その話を聞いて飲むのを途中でやめて帰りました。

 彼は退社してしまったので今はどうなっているかわかりません。
 無事に結婚できていたらいいですね。

でも私はクリスマスが来ると思い出すんですよ。
あのドアノブをガチャガチャ回す音と、ドアを爪で引っ掻く音を。
だからクリスマスは嫌いです。